「ドイツはフランスから電気買ってるからは逆って話

ドイツ

先に書いておくと、よく調べていないです。

ドイツは原発大国フランスから電気を買ってるから、自国の原発を廃止できるのだ。なんて話があるが、それはウソで逆に「フランスがドイツから電気を買っている」のが正解って話がある。

私がネット上で調べた範囲では、ドイツの発電量が足りなくフランスから買っているという情報は見つけてません。ロイターの報道にはありますが、「不足しているから」という説明はありません。コスト面の問題の様です。

原発廃止でドイツが電力不足の根拠とされている情報源

2011/4/5 ロイター - ドイツ、原発停止措置によって電力の純輸入国に=独業界団体

http://jp.reuters.com/article/worldNews/idJPJAPAN-20438020110405 (和訳)

http://www.reuters.com/article/2011/04/04/us-germany-power-wholesale-idUSTRE7331M820110404 (原文)

ドイツがフランスへ提供している量の方が多い

ドイツの大手エネルギー会社RWEによる発表

Germany: Import and Export of Electricity (2007)

http://rwecom.online-report.eu/factbook/en/marketdata/electricity/grid/germanyimportandexportofelectricity.html

2007年は、ドイツからフランスへ提供している電気の方が圧倒的に多い。

2008年夏は、フランスから提供している電気の方が若干多い。

EUの場合は「不足しているから購入する」ではなく、「安いから購入する」という事情がある。

2009年12月22日 フランスが電力の輸入国に - 村上 敦のエコ・エッセイ〜

http://blog.livedoor.jp/murakamiatsushi/archives/51384274.html

フランスで、今、電気が足りていないのです。
まずは、今年の夏に、河川からの冷却水が足りず、原発の出力を落とさざるを得ない事態が発生、そして近隣諸国から電力の大々的な輸入を行なう事態が発生しています。
そして、先週からはじまった寒波の到来で(先週末はフライブルク市はマイナス22度を記録しました。寒いです)、電力蓄熱式ヒーターや電気ヒーターなど、低温という低価値の暖房を愚かなことに高級な電気エネルギーでまかなっている国フランスでは、暖房用の電力需要が急騰、またしても電力が足りない事態を招いてしまいました。現在、ドイツからは、原発4基分の電力がフランスへと輸出されています。もちろん、この電力は、16%の自然エネルギーがMIXされたクリーンな電力です。
「気候条件により不安定だ=自然エネルギー」
という構図は、もはや通用しないこのごろです。
「気候条件により不安定だ=原子力エネルギー」

↓これが正解?

ドイツが推し進めてきた電力輸入政策の根底にあるのは 国家安全保障策の一つとして、東欧方面への電力供給のハブになるということらしいよ 西と北から来る電力を東と南に供給して国家の安全も図っている
欧州各国における脱原発への転換を動機づけているのは、 福島第一事故で露呈した安全保障上重大な懸念の一つである『汚い爆弾』に対する 危険を排除するため、というのもあると思う
フランスで福島レベルの事故があれば欧州はマジで終わるという心配が欧州全域にある
欧州の普通の人たちにとっては「あの日本でさえ解決困難な事故が起こった」という認識 とくにメルケルの一言「日本人にさえ制御できないものを我々が扱えるとは思えない」だっけ?が彼らの声を代表している
しかし、原発自体がもつ危険性を矮小化するために原発推進派の欧米メディア、とくにフランスのマスコミは 東電や政府の対応がまずいことをことさら騒ぎ立てている
@mojimoji_x「原発大国フランスがドイツに電気を輸出してる」という話は、むしろ「出力調整ができない原発の余剰電気の処理に困ったフランスがドイツに買ってもらっている」という構図のはずで、実際、フランスは電気代を相当買いたたかれてる。確か、原価割れしてたんじゃないかな。
posted by 18:18 | Comment(18) | 日記
この記事へのコメント
事実は分からんけど、私的にはドイツはフランスから購入してる、又は、不足すれば購入すればいいと考えてると思うな〜。
まあそれは置いといて、美しいヨーロッパの町並みや景色に弩デカイ風車が沢山あり、屋根屋根にソーラーパネルがある景色は嫌やな〜。
Posted by ハルトマン at 2011年05月28日 03:08
CO2出しまくりとか、料金が高くてもかまわないなら、数年で脱原発も可能だけど、それができない。
安さからフランスから買うと言うのは、不足を理由にするよりも悪質な問題だとおもうが^_^
Posted by のの at 2011年06月08日 18:44
コストが安いから輸入しているということは、電力需給もまた市場原理で成り立っているということです。
脱原発という、市場原理に反することを行なうことにより、さらにコストの安いフランスの電力を無理して輸入しないで自給自足で済ますと言うことは、二重に市場原理に反することになり、それにより、ドイツの電気料金はさらに値上げされることでしょう。

ドイツ人は結局、脱原発の対価として、電量料金値上げという”果実”を食べなければなりません。それがドイツ社会によいことであるとは、とても思えませんが。
Posted by at 2011年06月09日 17:33
今考えるべきことは、この日本で、今後も原発依存を続けるのか、原発から撤退する方向を選ぶのか、ということでしょう。
「脱原発=市場原理に反すること」という考え方は納得できるものではないし(原発こそ市場原理に反しているという指摘もできる)、「脱原発」によって「ドイツの電気料金はさらに値上げされる」かどうかも、絶対的ではありません。少なくとも、それは「ドイツ人」の選択の問題ですし、この日本でも同じことが言えるはずです。
「事実は分からんけど…云々」のハルトマンさん、ご自分できちんとお調べになってはいかがでしょうか。上記「村上 敦のエコ・エッセイ」にはエッセイのもとになった原資料のURLがいくつも紹介されています。
私は、皆さんのコメント程度の内容では原発撤退に反対する理由にはなりえないと思います。
Posted by V.I.W.JPN at 2011年06月27日 15:35
ドイツが買わなければ、フランスもドイツも損をする上に、
ドイツが火力で補うなら、世界全体のCO2排出が増えます。
買ったからと言って、フランスの原発事故確率や原発廃棄物が増えるとも思えません。
ドイツは、電力を買うのを非難される理由はないと思います。

買わなければフランスの原発電力の平均コストが上がりますが、、
それでフランスが原発を減らすとも思えません。
Posted by George at 2011年08月27日 15:50
CO2 かあ。
Posted by at 2011年09月15日 01:33
フランスで原発事故が起きればドイツが被害を受けることは誰でもわかりますよね。
ドイツはまず自国で脱原発して他国にも訴えていこうということではないでしょうか?
Posted by まさ at 2011年10月13日 16:55
まだCO2が温暖化の原因だのと、言ってる人たちがいる、金
儲けの為に利用されるのは、止めにしたら。
Posted by ようすけ at 2012年02月02日 11:25
ここではまだ書いてないので紹介します。

毎日新聞2月20日夕刊でドイツの電力、脱原発でも輸出超過 という記事が出ました。その記事の大半は以下で読めます。
http://mainichi.jp/select/world/news/20120220dde001030011000c.html

ドイツの本気度が窺われます。 対して日本は...
Posted by 宮原 雄治 at 2012年02月21日 22:41
『ドイツの脱原発政策で石炭消費が増加−風力などへの移行難航』
(2012. 8.20 付ブルームバーグ ニュース)

この記事では一時期の発電 「量」 にしか注目しなかったことに問題がある。
ドイツは安く豊富にある自国製 「石炭」 への依存を深めている。
日本でも、化石燃料への過度の依存が深刻だ。日本は資源が乏しい。
発電量の多さが、良いことなら、火力発電設備を増やすことは東京電力が、そうしたように簡単だ。が、単に需要無しに発電したところで電気の質が不安定となる。
フランスの例は電気を融通しあう 「制度」 が存在したので利用しただけであることに注意する必要がある。
短期的に火力で足りるか足りないかと、長期的な原子力発電の割合とは別にすべき議論だ。
なお、宮原 雄治の書いた毎日新聞のリンクは切れたようだ。
Posted by とや ひろし8057 at 2012年08月22日 15:19
まだドイツの原発はまだ半数以上動いていますよね。
それが全部止まってからが問題だと思うんだw
Posted by えーっと at 2013年02月07日 09:46
ドイツはフランスに売るほど電気があるんだったら、何で日本より多くの原発を稼動させているのですか?
また、フランスの原発の電気を買っているのですか?
Posted by まゆゆ at 2013年03月06日 13:01
脱原発でフランスからの電力輸入が倍増してますなぁ。

ドイツにおける電力輸入量(単位100万kw)
*対フランス
 2009年  2010年 2011年
 10,488  15,313  20,322
Posted by 実績がでましたね at 2013年03月12日 09:54
そもそもドイツは原発稼働中なんですけど
なぜかドイツの原発は既に全廃したと誤解してる人が多数いるのはなぜ?
Posted by at 2013年03月15日 13:24
>そもそもドイツは原発稼働中なんですけど
>なぜかドイツの原発は既に全廃したと誤解してる人が多数いるのはなぜ?

重要なポイントですよね

更に言うと、日本の太陽光発電シェアは、僅か0.4%です

2008年が0.2%であり、太陽光設置の補助金は更に減少し、買い取り価格も安くなってますのでこれまでのような増加ペースはおそらく無理でしょう
仮に続いたとしても、1%が遠いというのが実際

ドイツは国土が広大で、日本ほど大量の電力を必要としていない為、太陽光の構成比が日本と桁が違う理由でしょう

日本の一戸建て構成比がいったいどれほどありますか?
日本が、太陽光パネルに対して助成している最大の理由は、ドイツに対抗して日本の産業を保護する為です

日本にはドイツのように膨大な助成金を出す余裕はありません
ドイツは、電力の買取だけでも1兆円以上の助成を支出してます
日本に当てはめると、買取だけで2兆円以上の支出が必要なわけで、40兆円の税収しかない日本にとって大変な額であることは言うまでもありません

電力融通を可能にする為の50HZ・60HZ変換設備に関してもあまりにコストが掛かりすぎて現実味が無い
東西2つの周波数しかないのだから、その枠内で融通し合えばいいことでしょうね
現状ではそれすら殆ど行われていないのですから
(つまり、関西電力と九州電力・中国電力などでの融通)

ドイツの電力供給は原発が相変わらず稼動してますし、40%以上は石炭という現実があります

化石燃料が高くて買うのがつらい日本にはドイツパターンをそのまま当てはめられません
大陸でよく使う風力発電も日本は向きません

先日、愛知沖で試験採掘されたメタンハイドレートの採掘コストは単位あたり50円
天然ガスの購入価格の約3倍、北米のシェールガス価格は、3円だそうですから全く比較になりません

だから原発とは言いませんが、脱原発が難しいのは事実です

Posted by 日本は関係ないね at 2013年04月16日 09:05
傍目には生きてるように普通に見えたってこと?客も見えてるんだよな
Posted by 前田敦子 ブログ at 2013年06月14日 10:45
日本の原発には、本来必要な、無限責任保険が掛かっていない。
それを掛けたら、莫大な保険料が必要となる。
それは、電気代に盛り込まれなければならず、在り得ないほどに莫大な値上がりとなる。
経済的現実で言えば、最初から、原発は不合理な代物なのである。


原発擁護の皆さんが、決して見ようとせず、或いは語ろうとしない「現実」w
Posted by ポポイ at 2014年01月10日 13:54
2013年の統計では、圧倒的にドイツからフランスへの電力輸出より、フランスからドイツへの電力輸入の方が多いです。
Posted by M at 2014年03月18日 16:48
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